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ドルトン東京学園中等部・高等部

東京都調布市にあり、世界各国のドルトンスクールを結ぶ「DALTON INTERNATIONAL」に2023年10月正式に加盟校として認定された共学校「ドルトン東京学園中等部・高等部」で、松尾先生にお話をお伺いしてまいりました!

<写真:校舎外観>

学年を超えたコミュニティ

<画像:ハウスの構造>

同校では、いわゆる学年ごとの「クラス」ではなく、学年縦割りの「ハウス」というコミュニティを設けています。
生徒は、「D」「A」「L」「T」「O」「N」6つの「ビッグハウス」と呼ばれる組に大きく分けられ、その中で「D1」「D2」「D3」「D4」4つの「スモールハウス」と呼ばれる組に振り分けられます。
スモールハウスには中学1年生から高校3年生まで各学年4名程度が在籍します。
スモールハウスのコミュニティの中で、先輩たちは後輩たちを支え、学校生活のロールモデルとして導いていく役割を果たします。
「ビッグハウス」には「ハウスマスター」と呼ばれるいわゆる学年主任のような教員がつき、
「スモールハウス」には「ハウスアドバイザー」と呼ばれる教員がつきます。また、中学1年生と中学2年生には学年担当の教員がつきます。
この構造により、生徒9人に対して教師が1人つくことで、目の行き届いた教育体制が整えられています。

自立的な学習者を育む場

多くの探求学習の時間や機会を設け、生徒が主体性をもって学習する姿勢を育む同校には「勉強嫌いな子はいません」と松尾先生は言います。
今回は実際に授業のようすを見せていただきました。
教室棟中央の「ラーニングコモンズ1」では、広々としたスペースで生徒たちが小グループごとに分かれて、各々の場所で勉強をしていました。
テーブルを囲んでグループで課題に取り組んでいる生徒や、ゆったりとソファに腰かけて課題に向き合っているようすの生徒もいます。皆、同じ授業を受けている生徒でした。

<写真:ラーニングコモンズ1での授業風景>

STEAM棟という新校舎の2階には「ラーニングコモンズ2」という書架エリアと自習スペースなどが混在する図書室のような空間がありました。

<写真:STEAM棟ラーニングコモンズ2>

3階のサイエンスセンターには3Dプリンタや実験器具が用意されています。
同校では、授業とは別に「ラボラトリー」という自分の探求を行う時間を設定しており、こうした設備は、生徒の自由な学びを支えています。

<写真:STEAM棟サイエンスセンター>

習熟度別英語授業

英語の授業は生徒それぞれの習熟度に応じて以下の3つの授業に分けられます。
【アカデミック】帰国生、および帰国生と同等レベルの語学力をもつ生徒が対象。約10名の少人数制で、ネイティブ教員によるオールイングリッシュの授業が行われます。
【アドバンスト】英会話などの学習経験がある生徒が対象となります。
【スタンダード】小学校でのみ英語の学習経験がある生徒が対象となります。
アドバンストと、スタンダードはネイティブ教員と日本人教員の2人体制で授業が行われます。
授業外でも、ハウスアドバイザーがネイティブ教員になるケースや、学校行事やラボラトリーなど、さまざまな場面で英語に触れる機会があるようです。
その結果、スタンダードで入った生徒が各種英語スピーチコンテストで入賞をするなどの実績が出ています。

<写真:松尾先生>

学校名:ドルトン東京学園中等部・高等部
所在地:東京都調布市入間2-28-20
TEL:03-5787-7945
小田急線「成城学園」駅よりバス利用約6分
ホームページ:https://www.daltontokyo.ed.jp/

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