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工学院大学附属中学校・高等学校

東京都八王子市にある共学校「工学院大学附属中学校・高等学校」は、工学院大学の附属校であり、日本で初めて「Cambridge English School」「Cambridge International

School」の認定を受け、ケンブリッジ準拠のテキストの使用やカリキュラムを実施しているため世界水準の英語を学べます。

<写真:校舎外観>

グローバル教育でハイレベルな英語力と国際感覚を磨く

同校は、日本では6校が認定されてる、「Round Square」加盟校です。「Round Square」とは、世界50カ国250校以上からなる厳選された私立学校連盟で、交換留学を行ったり、国際会議に参加したりと、さまざまな交流をしています。

国際交流の機会が多い中、中学3年生では、原則全員が参加する「海外異文化体験研修」が行われます。この研修は「先進クラス」と「インターナショナルクラス」に分かれ、それぞれ異なるプログラムが用意されています。ホームステイをしながら現地の授業に参加し、文化や生活様式の違いや人間関係の在り方など、体験を通して多くを学びます。

特に「インターナショナルクラス」では、英語を学ぶ以上の目的を持ちます。現地で行われているジャパンフェスティバルなどの催しにブースを設けて参加し、英語を実践的に用いる機会となります。(※年度により内容は異なります)

同校では、高校2年生で Global Project を行います。SDGs の目標にあわせ、生徒が目的と場所を選定し、国内外 7カ所のコースに分かれ、現地でプロジェクトを実行します(※年度により場所は異なります)。特にインターナショナルコースの場合は、MoG(Mission on

the Ground)を行います。MoG は、人々の自立支援を行っている社会起業家の協力のも

と、世界各地で自立支援を行う課題解決型の研修プログラムです。 事前に学内での学習やトレーニングを行って準備し、現地での実習期間で現状を自分の目で把握し、議論やワークショップを通して話し合い、計画を立てて実行に移します。 事後学習では、現地での経験を持続可能なものとなるように活動し、「思考力」や「アイディアを形にして実行する力」を総合的に身につけていきます。

教室をぐるりと囲むアトリウム

興味関心を探究する力を養う探究学習

同校では、中学から探究学習としてIBL(Inquiry Based Learning)の授業を行います。授業の中では、豊かな発想で、仲間と共同しながら、アイディアを形にする過程を学び、社会に貢献できる想像力の育成を目指します。その一環として、中学1年生では「探究プロジェクト」を実施しています。一昨年は、食をテーマに、食生活を支える技術革新、流通、サービスの在り方などの課題を見出し、未来の展望を考えることを目的に取り組んだようです。

また、同校は探究学習の中で「Inspire High」を取り入れています。

「Inspire High」では、多彩な分野で活躍する著名人がそれぞれの立場で感じる価値観や社会課題などを語る動画を視聴して自身の考えをアウトプットします。さらに、全国で同じ課題に取り組んださまざまな生徒と意見を共有することができ、多様な価値観や意見に触れながら論理的に問題解決する力を身につけていきます。

「Global Project」と並行して高校1年生から高校2年生の期間で取り組む「探究論文」は、同校の探究学習の集大成となります。

各自で設定した探究テーマに対し、まず中間発表を目指します。中間発表では、ポスターワークやプレゼンテーションといった自由な表現方法で発表します。中間発表を経て更に探究に取り組み、最終的に「探究論文」としてまとめます。探究論文は、冊子として保管されますが、作品として提出することも可能とのことです。

探究内容は、工学院大学に隣接する附属校としての強みを生かし、科学系の課題に取り組む生徒もいれば、文学を通して社会課題について考える生徒など、テーマはさまざまとなっているとのことです。 自習や宿題には「ケンブリッジオンライン」を用い、教員は生徒ごとに生徒の課題の進捗状況を細かく把握することができるため、手厚い学習サポートも期待できそうです。

3Dプリンターなど、ものづくりが好きな生徒に充実な設備がそろっている

工学院大学附属が求める生徒像とは

同校は、帰国生が持つさまざまな経験や価値観を貴重なものとして尊重しています。

海外で生活した多様な経験を持つ生徒を幅広く受け入れるために、帰国生入試と国際生入試を設けています。

在校する生徒たちは素朴で、目標をしっかりともち、自分のやりたいことに取り組む生徒が多いとのことです。

また、先生と生徒の距離が近く、学習の質問や相談など気軽に行える環境も整っており、文化祭の時には気軽に卒業生が学校に訪れるという風土があります。

岡部先生

学校名:工学院大学附属中学校・高等学校

所在地:東京都八王子市中野町2647-2

TEL:042-628-4912

最寄り駅:JR八王子駅・京王八王子駅

ホームページ:https://www.js.kogakuin.ac.jp/

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