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学習院中等科・高等科

東京都豊島区に東京ドーム4.4個分の広大な敷地をもち、140余年の歴史を有する中高一貫男子校「学習院中等科・高等科」の教務課長・土屋先生にお話をお伺いしてまいりました!

<写真:校舎外観>

自分の目標に向けて有意義に時間を使える

同校は帰国生に対して、海外で得た経験が同級生へのよい影響力となることを期待しています。同時に、帰国生は自身が持つ能力をさらに伸ばし、活躍することができます。そのため、あえて分けずに一般生と同じクラスにしています。
各フロアが学年ごとに分かれていて、校舎の中央の位置には、ホームルーム教室に隣接して「主管室」という部屋があります。
担任の先生(学習院では「主管」と呼びます)が常駐していて、生徒たちは気軽に相談や質問をすることができます。
「『何をやりたいのか』が大切です。目標を持った生徒に入学してほしい。大学へ内部進学するという道も選択できますので、自分の目標に向けて有意義に時間を使える学校です」と教務課長の土屋先生。

<写真:教務課長・土屋先生>

中等科から科目ごとの専門の教育・高等科での総合選択科目

中等科では、教科をさらに細分化した科目ごとに専門の教員が担当することで、より詳しく、わかりやすい授業を行っています。例えば、数学は代数と幾何の授業に分かれています。社会は地理・歴史・公民に、理科は物理・化学・生物・地学に分かれて授業が行われます。
高等科では、教科の枠を超えた総合選択科目がカリキュラムに組まれています。
2024年度の総合選択科目の講座は18講座用意されていました。高等科2年で各講座に分かれ、個々の生徒に合わせて細かな指導を受けます。
「国際協力入門」や「暴力の倫理学」などの社会問題的な分野の講座やディスカッションやプレゼンテーションを行う講座もあります。
それぞれの専門教科の先生が、自分の得意分野を生かしたユニークなテーマを掲げています。自分の興味や関心、目標に合わせて選ぶことができます。

<写真:広大な人工芝のグラウンド>

歴史的価値のある施設

明治10年の創立以来、長い歴史の中で培ってきた施設のすばらしさも魅力のひとつです。
中等科・高等科共通の図書室は、天井を高くとった広々とした空間に11万冊の蔵書があります。
地下1階にある「標本保管室」には、“学校の中の博物館”といっても過言ではない品々が保管されています。

戦前に収蔵されたものや博物館から移管されたものなど、8千点にのぼる骨格標本、剥製、化石、鉱物標本などがずらりと展示されています。

<写真:ナウマンゾウの標本>

標本保管室の一角には、文化部の中で最も人気のある地学部が採取したものを展示したコーナーがあります。生徒が採取した化石がいくつもの棚に保管されていて、合宿や日帰りで行われているという化石採集が活発に行われているようすがうかがえました。

<写真:地学部が採取した化石の棚>

学校名:学習院中等科・高等科
所在地:東京都豊島区目白1-5-1
TEL:03-5992-1032
JR目白駅より徒歩3分
ホームページ:https://www.gakushuin.ac.jp/bjh/

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